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zoom RSS イギリスの大人気作家ジェーン・オースティン

<<   作成日時 : 2009/01/25 18:43   >>

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岩波新書『自負と偏見のイギリス文化』は、イギリスでは押しも押されぬ大人気作家のジェーン・オースティンが、どうして日本では知名度が低いのかという謎に、一定の答えを与えてくれる一冊です。

自負と偏見のイギリス文化
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J・オースティンの世界岩波新書 著者:新井潤美出版社:岩波書店サイズ:新書ページ数:179,発行年月


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イギリスの昔の女性というと、すぐにヴィクトリア朝のことを想起し、お上品で冗談の一つも言わない、つんと澄ました、しかし、すぐに気絶する女性を思い浮かべてしまいます。
しかし、ジェーン・オースティンの生きたリージェント時代というのは、その対極にある、軽薄で下品なところも多々あった時代であり、ジェーン・オースティンはまさにその時代の申し子であり、それ故にこそ欧米では人気があるのだということです。

その裏返しで、しゃれや冗談が多く、深遠な思想もなければ波瀾万丈の展開もない分だけ、ジェーン・オースティンは日本での人気が今ひとつ、よく比較されるブロンテ姉妹よりも文学的な評価が低いという説は、なるほどと頷けます。
日本人、本当にお勉強になる小説が好きですからね。

そう言えば、ユーモアのある小説も実はたくさん発表している夏目漱石が、このオースティン、とくに『自負と偏見』が好きでしたね。
そうだとすると、夏目漱石によるオースティン読解はある意味正鵠を射たものだったということでしょう。

ところで、同じブロンテ姉妹とはいえ、『嵐が丘』はともかく、『ジェーン・エア』との比較なら、オースティンもそんなに悪くないと思うのですが、どうなのでしょうか。

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