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フランスのルネサンス文学を代表するラブレー作ガルガンチュアとパンタグリュエルの物語の翻訳が刊行されています。 ラブレーの翻訳といえば、まあ、そんなものが存在しているだけでも凄いことなのですが、それでも、勉強のために仕方なくというのならともかく、楽しみの読書のためには向かないものでした。 それが3年ほど前に突如として宮下訳がそれも、高価な専門書としてではなく、ちくま文庫から刊行されはじめたのです。 どうやら翻訳作業は現在も進行中のようで、昨年『第三の書』が出て、その後書きでは今年度中に『第四の書』を出せればと書かれています。今のところまだのようですが。 ところで、このちくま文庫版、現代のお高くとまった文学観からすれば、あまりに低俗で卑猥で乱雑で、しかし、それ故に魅力的なラブレーの面白さを十二分に伝えてくれるものです。 研究者はいざ知らず、一般の人はラブレーをしかつめらしく読むべきではないのです。 |
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