文学は世界を巡る

アクセスカウンタ

zoom RSS 駆け落ちはスコットランドまで

<<   作成日時 : 2009/01/05 00:58   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

ジェイン・オースティンの『高慢と偏見』を読んでいると、なかばを過ぎたあたりで、末娘のリディアが駆け落ちをして、スコットランドのグレトナグリーンという町に行こうとする件が出てきます。

このグレトナグリーン、イギリス文学ではおなじみの地名で、イングランドでは法律で規制されている駆け落ち婚がスコットランドでは可能であり、イングランドとスコットランドの国境にあるグレトナグリーンまで逃れれば、その場で結婚の既成事実を作り上げられるというのです。

おおよその事情は分かってはいたのですが、イングランドで禁止されているというのはどういうこと?スコットランドで可能なのはなぜ?スコットランドで婚姻して、それはイングランドでも有効なの?などなど、疑問はたくさんありましたが、真剣に調べてみることもなく、そのままなんとなく分かったつもりになっていました。

その辺りの事情を詳細に調べ上げ、法律的な問題、過去や現代の駆け落ち婚事情、文学作品での実例など、くわしく解説してくれるのがこの『イギリス式結婚狂騒曲』なのです。
サブタイトルに「駆け落ちは馬車に乗って」とあるように、正に馬車に乗ってスコットランドまで逃げようとするカップルの話で、文学作品の例として、件のリディア・ベネットも出てきます。

イギリス式結婚狂騒曲
楽天ブックス
駆け落ちは馬車に乗って中公新書 著者:岩田託子出版社:中央公論新社サイズ:新書ページ数:202p発行


楽天市場 by ウェブリブログ


イギリス文学に興味のある方はぜひご一読を。

ところで、『高慢と偏見』は、さすがにオースティンの代表作だけあって、複数の翻訳がありますが、いちばん読みやすいと思われるのはちくま文庫版です。

高慢と偏見(上)
楽天ブックス
ちくま文庫 著者:ジェーン・オースティン/中野康司出版社:筑摩書房サイズ:文庫ページ数:360p発行


楽天市場 by ウェブリブログ

高慢と偏見(下)
楽天ブックス
ちくま文庫 著者:ジェーン・オースティン/中野康司出版社:筑摩書房サイズ:文庫ページ数:323p発行


楽天市場 by ウェブリブログ


この訳者はオースティンの長編完訳を目指しているようですが、読みやすい訳文と適切な注解で、私も愛読していますので、ぜひ完結させて欲しいものです。

それから、ちくま文庫版と同じ訳が、ダウンロードできる電子テキスト版であるようです。

高慢と偏見(上)
楽天ダウンロード
元気はつらつとした知性をもつエリザベス・ベネットは、大地主で美男子で頭脳抜群のダーシーと知り合うが、


楽天市場 by ウェブリブログ

高慢と偏見(下)
楽天ダウンロード
「世界一高慢でいやなやつ」と思われていたダーシーの、別人のような丁重な態度に驚き戸惑うエリザベス。一


楽天市場 by ウェブリブログ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
駆け落ちはスコットランドまで 文学は世界を巡る/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる