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zoom RSS スタンダールの『赤と黒』を新訳で

<<   作成日時 : 2008/11/28 12:50   >>

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フランスを代表する作家の一人スタンダールの、これまた代表作といえる『赤と黒』は昔から多くの翻訳がありますが、やはり、光文社古典新訳文庫の最新訳がベストでしょう。

赤と黒(上)
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十九世紀年代記光文社古典新訳文庫 著者:スタンダール/野崎歓出版社:光文社サイズ:文庫ページ数:46


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赤と黒(下)
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十九世紀年代記光文社古典新訳文庫 著者:スタンダール/野崎歓出版社:光文社サイズ:文庫ページ数:64


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古典新訳文庫の常として読みやすい訳文なのは当然なのですが、この文庫のおすすめの理由はそれだけではありません。
上巻の巻末にある「読書ガイド」が実によく出来ていて、時代背景を知るのに便利です。

フランスの王政復古期が舞台の作品ですが、この時期はフランス革命からナポレオンの時代を経て、ブルボン王朝が完全に歴史から退場するまでの過渡期にあたり、様々な流派が対立しながら時代背景をなしています。

ジェズィット(イエズス会)やナポレオン主義者といった名前こそは知られているものの、改めて聞かれると詳しくは分からない流派から、ジャンセニスト(キリスト教の一派)やユルトラ(ultra 過激な王統派)など、聞いたこともほとんどないような人たちまで、多くのグループが複雑に対立し合っています。
個々の流派の説明こそは少ないものの、一読すれば、対立軸が明確になるので、『赤と黒』の物語の中で、誰と誰がいがみ合っているのかがよく分かります。

特に、タイトルにもなっている赤(軍人)と黒(僧侶)の対立軸など、『赤と黒』を、いえ、スタンダールのどの作品であれ、読むにあたって知っておいて損はない情報を得ることができる便利なガイドでしょう。

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