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zoom RSS ダンテ『神曲 地獄篇』を新訳で

  作成日時 : 2008/11/27 02:00   >>

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キリスト教世界最高の詩人(sommo poeta cristiano)とも言われるダンテ・アリギエーリの『神曲』、その名前を耳にしたこともないという人は少ないが、読んだことがあるという人はもっと少ないであろう、世界最高の傑作。

こういった歴史的名作・大作の常として、これまで日本語訳にはろくなものがありませんでした。古めかしくて難解で、もちろん、『神曲』自体が古めかしくて難解なのですが、現代の日本において私たちが読む分には、もっと平易な今の日本語で読めた方がいいに決まってるのです。
実はこと『神曲』に限っては比較的早い時期に読みやすい翻訳が刊行され、20年ほど前にもそれが文学全集に収録されたりもしていたのですが、今更、そんなものを入手するのも困難なわけです。

そのような私たちにとってもダンテにとっても不幸な状況を打破してくれる文庫が出版されました。


神曲(1(地獄篇))
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集英社文庫 著者:ダンテ・アリギエーリ/寿岳文章出版社:集英社サイズ:文庫ページ数:526p発行年月


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これは完全な新訳ではなく、上述の全集に収録されていたものの全面的な改訳版です。
一読して分かりますが、非常に平易で読みやすく、しかしリズム感のある立派な訳になっています。

残念ながら、私には原文でダンテを読み解く力はありませんので、この翻訳の正確さまでは測りかねるのですが、訳注も豊富ですし、有名なドレの挿絵が収録されています。

「地獄篇」、「煉獄篇」、「天国篇」の三分冊で刊行されるとのことですが、このご時世に『神曲』などを文庫で出す河出書房新社の英断を褒め称えるとともに、こんなことを言ってはなんですが、河出文庫の常として次はいつ買えるか分からないので、書店で見かけたらすぐ購入しておくことをお勧めします。

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